MinitabのPython接続機能により、Minitabのインターフェイス内でオープンソースのPythonスクリプトを実行し、Minitabの出力ペインに結果を表示することができます。Pythonとの接続により、Minitabのメニューにないカスタム分析またはグラフが、わずか数クリックで使えるようになります。このセットアップのために、Pythonプログラマーになる必要もありません。
どんな新しいことでもそうですが、問題に遭遇することがあっても、あきらめてはいけません。この記事では、一般的なエラーをトラブルシューティングするための簡単なヒントをいくつかご紹介して、スクリプトをすぐに起動し、実行できるようにいたします!
ファイルが見つかりません
セットアップしていつでも分析を実行できるようになり、Minitabコマンドラインからスクリプトを呼び出すとき(またはツールバーのボタンをクリックして実行するとき)、Minitabの出力ペインにエラーが表示されます。
まず、Pythonとmtbpyモジュールが、文書にしたがって、パソコンにインストールされている必要があります。
この問題に対する一般的な対処方法としては、Minitabのメニューパスを使用して、Pythonスクリプトのデフォルトのファイルの場所を設定する方法があります。ファイル > オプションを選択し、次に最初のフィールドの右にある「...」ボタンをクリックして、Pythonスクリプトがどこに保存されているかを表示します。
OKをクリックして、変更を保存します。デフォルトのファイルの場所は、Minitabファイルを保存および開くデフォルトのフォルダでもあります。このウィンドウで再度オプションを変更しない限り、Minitabはこの場所を以降、デフォルトとして使用します。変更したら、再度スクリプトを実行してみます。うまくいきますように!
同じメッセージが表示され続ける場合は、MinitabがPythonのインストールを見つけられないのかもしれません。これを解決するには、システム環境変数にPythonを追加する必要がある可能性があります。この変更には、ITチームのサポートが必要になることがあります。
PythonスクリプトがMinitab出力を作成しませんでした
Minitabからスクリプトを呼び出し、出力ペインに予期しない別のメッセージが含まれているとします。
このメッセージが表示される理由は複数あります。実行したPythonスクリプトに、Minitabへ結果を送り返すコマンドが含まれていない可能性があります。または、スクリプトの結果がCSVなどの出力ファイルである場合は、手動でMinitabからファイルを開く必要があるかもしれません。どちらの場合でも、解決策は同じです。Minitab内でデフォルトのファイルの場所として設定したフォルダを確認します。
上記の場合、Pythonスクリプトからの結果としてCSVファイルを予期していました。Minitabのデフォルトのファイルの場所でファイルを見つけ、マウスでファイルをクリックして、Minitabへドラッグします。
完成
Minitabの新しいPython統合の詳細をお探しですか?Minitabサポートへ進んで、詳細を確認してください。新しいPython統合のあるMinitabの最新バージョンをまだお試しになっていない場合は、最初の30日間、お気軽にご利用ください!