プロセスマップを始める Getting Started with Process Maps

Stacey McDaniel | 27 10月, 2022

プロセスマップは、プロセスのすべての段階とアクティビティを視覚化する方法です。プロセスマップでは、入力と出力の関係を確認し、重要な意思決定ポイントを特定し、ボトルネックの原因を特定し、再作業ループを明らかにすることもできます。また、プロセスのマップを描くと、他者とのコミュニケーションが容易になり、人とアクションのどちらの関係性でも見ることができるようになります。Minitab Workspaceを使用したプロセスマップの作成を学び始めたばかりなら、ここに役立つヒントがあります。

プロセスマップの計画

  1. チームとして、プロセスの開始点と終了点を決定し、プロセスの各段階を見ていきます。

  2. プロセスの各段階に関連するデータを特定します。以下の項目を考慮します。

    • アクティビティ: プロセスマップの段階の名前。

    • 入力: 対象の出力に直接的または間接的に影響を与えそうなX変数。

    • 出力: X変数に依存するY変数。

    • プロセスデータ: 各段階の歩留まりやDPMOなど、プロセスの特性をさらに定義する情報。

    • リーンデータ: 各段階でのリソース使用率やサイクルタイムなど、無駄を特定して省くための情報。

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収集した情報をプロセスマップに記録します。 
  • ナビゲーターペインから、[ツールを追加][プロセスマップ]の順に選択して、利用可能なプロセスマップのテンプレートを表示します。ツールのリストを参照するか、[検索]でツール名を入力することもできます。

  • [作成]を選択して、ツールをプロジェクトに追加します。

 

図形とコネクタの追加

プロセスマップに含まれる主要な図形:

開始 Picture2-3

開始の図形を使用して、プロセスの開始を表します。

終了 Picture3-3

終了の図形を使用して、プロセスの終了を表します。

プロセス Picture4-1

プロセスの図形を使用して、プロセス、タスク、アクション、操作を表します。

決定 Picture6

決定の図形を使用して、質問をします。質問への答えによって、決定の図形からどのパスをたどるかが決まります。

Minitab WorkspaceおよびMinitab Engageでは、他にも多くの図形を使用できます。ツールバーで[図形]を選択して、使用可能なすべての図形のリストを表示します。

プロセスマップに図形とコネクタを追加するには、以下の手順を実行します。

[図形]ギャラリーで、図形を選択して、ワークスペースを選択します。

    1. 図形をつなげるには、[図形]ギャラリーでコネクタを選択します。
    2. 図形を移動してもつながっているようにするには、アンカーポイントで図形をつなぎます。アンカーポイントは、図形につながっていると緑色に変わります。


Picture7-1
開始点 
Picture8-1
終了点

Tip: To quickly connect shapes at their anchor points, select a shape on the map, select the arrow in the direction where you want to place the new shape, then choose the shape. 

Picture9-1

ご自分のプロセスマップをつくってみたいですか?

まず、ホワイトボードやペンと紙で描いてみることも可能ですが、チームやリーダーと共有できるようなしっかりとしたプロセスマップとなれば、Minitab Workspaceをおすすめします。この視覚化ツールキットでは豊富なツールが一か所に集約されていて、手元の使いやすいインターフェイスでプロセスと製品を優れたものにすることができます。事業価値を視覚化、最適化、マッピングし、今までになかった大きな効果を上げるのに役立ちます。

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