品質が重要だということは、誰もが知っています。品質を保証することは数々のメリットを生みます。リソースの無駄遣いが減り、顧客ロイヤルティやブランド満足度が高まり、そしてもちろん、最初から物事が正しく遂行されていれば全体的な節約につながるのです。
Gartnerが発行する2022 Market Guide for Quality Management Systemsによれば、「何度も繰り返し言われるのに滅多に守られることのなかった『品質は全員の仕事』という言葉が、未だかつてない規模で実現されている」とのことです。
「品質」の仕事は品質管理部門だけのものではありません。品質に対する関心はこれをはるかに越え、今まで考えたこともないような役職、部署にまで広がっています。そしてクラウドソリューションの出現により、全社的な品質への取り組みを強化するための、チームや部署間のコラボレーションやアイディア共有が可能になりました。組織の様々な部門が、データ分析を使ってどのように品質を向上させることができるのか、その例をここにいくつかご紹介します。
- 顧客体験: 顧客が本当に求めているものが何なのかを把握してますか?「顧客体験をより良いものにするにはどうすればいいのか」という問いを考え始めたら、このレンタル事業トップの会社のように、驚くような洞察が得られるかもしれません。このブログをご覧ください:Minitab分析で大手休暇先レンタル企業の旅行者の驚くべき好みが明らかに
- 倉庫/物流: 在庫の最適化は、多くの問題解決と同様、入念なプロセスと複数のステップを必要とします。 在庫を最適化しないと悪影響があります。過剰生産し、大量の在庫を維持すると、製品が傷んだり、腐敗したりする可能性があります。過剰在庫は、今日のコストになるだけでなく、将来のコストにもなります。棚に長時間置かれていた製品を交換するために、より多くの製品を製造する必要がでてくるからです。 このブログをご覧ください:在庫切れを防ぎ、在庫を最適化するための3つのステップ
- 製品開発: 設計品質と製造品質は異なります。設計の段階で品質を考えることは、長い目で見れば廃棄やリソースの削減につながります。設計品質管理の実際のやり方は、こちらのウェビナーをご覧ください: 製品ではなく習慣を壊す: Signifyは信頼性を犠牲にすることなく、材料と加工をどう切り替えたのでしょうか。
工程をしっかり管理。統計品質ツールの使い方をご確認ください。
- 製造: コストを削減し、高品質の製品を効率よく生産するための新たな方法を見つけるのにも、データ分析を活用することができます。半導体メーカーが、統計的工程管理やANOVA、その他の手法を使って品質向上を実現できる例をご紹介します: 半導体メーカーが品質と出力を改善するための4ステップ
- 人事: 仕事に合う、最良の候補者を見つけるのは簡単なことではありません。簡単な統計分析を使用して、適切な候補者に的を絞り、すばやく採用する科学的アプローチを取る方法をこちらのブログで紹介しています。人事向けのMinitab: 採用データを分析して、最高の候補者をすばやく採用する
- マーケティング: ベストな戦略を導き出すためのブレインストーミングには膨大な時間が費やされることがあります。Minitab Workspaceで利用できる数々の視覚化ツール、プロセスマップ、ブレインストーミング図、フォームなどを使えば、戦略の立案に費やす時間とリソースを節約し、質の高いアイディアを浮かび上がらせることが出来ます。確かな戦略を立てるにあたり、チームが一点集中できるよう、これらのツールがどのように活躍してくれるのかをご紹介します。Minitab Workspaceをマーケティングに活用:戦略開発の時間を節約
品質管理は、Lean Six Sigmaの資格を持っている人やリーン戦略を動かしている人たちだけに任せるべきものではありません。ご覧いただいた通り、品質は会社全体の問題として扱われるべきことであり、Minitabはあらゆるレベルであなたの組織をサポートできる、実績あるソリューションをご提供いたします。