多くの組織は、数えきれないほどのプロセス改善プロジェクトに取り組んでいます。不具合や欠陥を減らす場合も、コールセンターに問題解決のための最適な能力を与える場合も、その目的は顧客のニーズを満たし、ビジネスの成功をサポートすることです。しかしながら、時間と資源が限られているため、できることと言えば多くのアイデアを基にプロジェクトを作り上げるぐらいです。そこで、プロジェクト運営委員会の登場です。
プロジェクトを推進する運営委員会には以下のような責任があります。
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プロジェクトのアイデアを評価し、それを重要なフェーズに移行させる(詳細は以下を参照)
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プロジェクトにDMAIC、DMADVなどの適切な方法論を割り当てる
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プロジェクトを適切なレビューボード (審査委員会) に導く
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期限を設定する
大きな組織では、1つのグループがさまざまなビジネスユニット、部門、または地域にわたってこの責任を遂行することはほとんどありません。組織では1週間に何百もの新しいアイデアが提出される可能性があるので、これらのアイデアを適切なチームに導くことが重要です。幸いにもMinitab Engageのワークフロー機能を利用すれば、アイデアを適切な委員会に導くことができます。
MINITAB ENGAGEとは?ワークフロー機能とは?
Minitab Engageは、継続的改善および効率的運用を実行して管理したいと考えている組織にぴったりの、とてもシンプルなソリューションです。幹部はいつでもダッシュボードで最新のプロジェクトと節約のポートフォリオを確認でき、チームは1つの便利なアプリケーションでプロジェクト作業の視覚化、最適化、戦略化、文書化に必要なツールを利用できます。
この種の作業に関与する組織にとって重要な側面は、アイデアがどのように生成、精査、評価され、最終的に承認されるかです。Engage内のワークフロー機能を使用すると、ユーザーは評価対象となるプロジェクトアイデアを送信できます。
ワークフローでアイデアがどのようにプロジェクトになり、上記の段階を進んでいくかを詳しくご覧ください
複数の運営委員会でワークフローをどのように使用するか?
例えば誰かが、財務チームのデータ分析スキルを高めるアイデアを持っているとします。その人は以下のようにEngageでプロジェクトアイデア提案に入力します。
Engageでは、データアーキテクトがシステム構成を担当します。データアーキテクトがワークフロー機能を構成するときには、どの領域に導くかを定義して、新しいアイデアが適切な運営委員会に送られるようにします。またデータアーキテクトは、人々を適切な運営委員会に割り当てます。
財務チームのデータ分析スキルを高めるこの例では、データアーキテクトが次のようにプロジェクトアイデアを特定のビジネスユニットに導くようにしています。
つまりユーザーがアイデアを送信するときは、適切なビジネスユニットを選択する必要があります。この例では、ユーザーが財務を選択してアイデアを送信すると、財務運営委員会のメンバーに通知されます。とても簡単です!
まとめ
Engageは組織のあらゆるレベルに、継続的改善イニシアチブの成功に必要な可視性、ガバナンス、ツールを提供します。複数の運営委員会という柔軟性が加わり、組織はこれまで以上にプロジェクトを簡単に推進して管理することができます。
Minitab Engageの詳細をご覧になりませんか?