どの成功している継続的改善の取り組みにも、役立つツールがあります。ツールを使用して、組織は工程を形式化し、顧客の期待を超え、成功を測定できます。簡単な取り組みを始めたばかりの方にも、複雑なプロジェクトを始めたばかりの方にも、Minitab Engageは使いやすいソリューションです。
このブログでは、工程の改善に適切なCI(継続的改善)ツールを使用することの大切さと、成功のための3つのシンプルなツールの話をしていきます。
手作業に多くの時間を費やしているプロジェクトマネージャーがいます。調査会社「Forrester」の総経済効果調査によると、マネージャーは、プロジェクトのセットアップに1か月あたり最大10時間、メールの管理に4時間、プロジェクトの確認に6時間を費やしています。Engageは、新しいプロジェクトを作成する手順をテンプレート化して自動化することで、プロジェクトマネージャーのお手伝いをします。また、CI(継続的改善)/OPEX(オペレーショナルエクセレンス)のプロフェッショナル向けに特別に設計された、包括的な事前構築済みのフォーム、スマートツール、プロジェクトロードマップもあります。
企業の幹部が、一般的なソフトウェアさえあれば十分に仕事を成し遂げられると考えている場合は多いです。実際には、企業は、チームとその取り組みを支援する適切なツールを持たないことで、損失を被っています。適切なツールとは、職務によって異なるものの、どの部門でもCIプログラムに使用できるツールがあります。では見ていきましょう!
プロセスマップ(フローチャートと呼ばれることも)は、工程またはワークフローのすべての段階とアクティビティを視覚化したものです。工程のモデル化、入力と出力の関係の理解と伝達、重要な意思決定ポイントの特定、リワークループの発見に役立ちます。
プロセスマップは、次の疑問に答えます。
Minitab WorkspaceとMinitab Engageは、このツールを行動に移すお手伝いをします。どちらのプラットフォームも、継続的改善とオペレーショナルエクセレンスに使いやすいツールを提供します。さらに、Engageを使用すると、高レベルまたは詳細なフローチャートを簡単に作成できますし、変数を各形状に割り当てて、Engageで使用している他のツールと共有する機能もあります。これに加えて、入力と出力が追跡されているため、プロセスマップを、両方のプラットフォームであわせて100以上のツールに簡単にリンクできます。
石川図としても知られている特性要因図(魚の骨図)は、影響または実現したい効果を調べて、その原因を理解することによって、ブレインストーミングを次のレベルに引き上げます。原因と結果を視覚的に見る方法です。可能な要因が、さまざまな要因カテゴリの下の小さな「骨」にリストされています。特性要因図では、中心的な問題または影響は、右端にあります。原因のカテゴリである親和性は、中心的な結果の背骨から分岐します。ブレインストーミングされた原因は、親和性から分岐します。
特性要因図は、次の疑問に答えます。
Minitabの特性要因図は、簡単に使えます。2回クリックするだけで、特性要因図の全体像がすぐに現れます。Minitabの特性要因図の最も優れた点の1つは、属性または要因の位置が気に入らない場合に、必要なところへドラッグアンドドロップできることです。とても簡単です。
プロジェクト憲章は、プロジェクトを明確に要約する文書です。プロジェクト憲章は、一般的に、高い管理レベルを念頭に置ながら設計されており、プロジェクトの範囲、目標、参加者を含んでいるため、誰でもすぐにプロジェクトの概念を理解できます。また、プロジェクト憲章は、役割と責任を、必要な場合には利害関係者を含めて、詳しく記述し、プロジェクトの目標と期限も要約します。
最終的には、プロジェクト憲章はどのプロジェクトでも、以下の疑問に対処します。誰が?何を?どこで?いつ?なぜ?どうやって?
プロジェクト憲章は、要約であるものの、業務の必要性に関して合意される作業指示書(SOW)に基づく正式な文書になることが多く、大抵、プロジェクトの開始時に作成されます。プロジェクト憲章は、プロジェクトのすべての部分をまとめてプロジェクトの計画段階に入ったときに作成されるのが理想的です。プロジェクトの開始準備が整うと、プロジェクト憲章は、利害関係者の最終承認に回されます。
以下は、問題の説明とプロジェクトの範囲に役立つ疑問です。
明確に定義された問題の文、適切な範囲のプロジェクトがあり、必要な資源を組織から得られると確信したら、プロジェクトベースの方法論を選択することができます。
方法論の詳細をご覧になりませんか?