Minitab Exchange Japan 2026 開催報告 Minitab Exchange Japan 2026 Recap Article

Caitlin Pagano | 7/29/2026

トピック: Minitab Solution Center, AI

 202679日、Minitabは東京・丸ビルホール&コンファレンススクエアにて、Minitab Exchange Japan 2026 AIで進化する品質マネジメント~ 競争優位性を生む企業は何が違うのか」を開催しました。

イベント当日は100名を超える皆様にご参加いただき、AI、データ活用、品質改善、製造業DXをテーマに、最新動向や実践事例、現場での活用に向けた考え方についての議論が行われました。本ブログでは、出席者アンケートの集計結果をご紹介します。 

参加者の関心が特に高かったテーマとして「業務へのAI活用」が約58%と最多となり、続いて「品質改善・不良削減」「工程能力・SPC/統計品質管理」「データ分析の内製化・人材育成」が上位に挙がりました。AIへの期待が高まる一方で、その目的は単なる自動化ではなく、品質改善や不良削減といった具体的な業務成果につながる活用に向けられていることがうかがえます。

一方で、現在の品質管理・工程管理の方法については、「Excelなど表計算ソフトで管理」が約58%で最も多く、「紙の帳票や記録で管理」「統計分析ツールや検査データ管理システム」「BIツールやダッシュボードで可視化」が続きました。多くの企業でデジタル化は進みつつあるものの、Excelや紙の帳票といった従来型の管理方法も依然として広く使われており、データ活用の成熟度にはばらつきがあるようです。

品質管理・工程改善における課題としては、「品質データを分析・原因特定に活用できていない」が約36%で最多となり、「品質管理の標準化や人材育成」「検査・測定データをリアルタイムに把握できていない」が続きました。データを収集するだけでなく、いかに分析し、原因特定や改善活動につなげるか。そして、その取り組みを属人的なものにせず、組織全体で再現可能な形にしていくかが、多くの企業にとって共通の課題となっています。

AI活用への関心が高まるほど、土台となるデータの整備、分析力、人材育成、標準化の重要性が増しているということが今回のイベントを通じて明らかになりました。Minitabは今後も、データに基づく品質改善とプロセスエクセレンスの実現を支援し、企業の競争力強化に貢献してまいります。