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Minitab Workspaceをマーケティングに活用:戦略開発の時間を節約 Using Minitab Workspace in Marketing: Save Time on Strategy Development

作成者: Joshua Zable|2021/06/24 2:58:19

マーケターにとっての大前提として、当たり前のことですが、時間は貴重です。そのため、お客様の注目を引き、維持するコンテンツの作成は、慎重に、時間をかけて行います。時間を充てる価値があるものを提供すれば、連絡先情報、または製品やサービスの購入など、価値ある見返りをいただけます。

ですが、見込み客やお客様向けに投資価値がある体験を作ることを優先すると、自分たちの時間は確保しにくくなります。結果的に、付加価値が高い活動に時間を使えるようになるツールに投資するよりも、使い慣れた実証済みのリソースを応用するなどの傾向があります。

どういうことでしょうか?このような例えはいかがでしょう。新しい問題に取り組む必要があり、ソリューションをブレインストーミングしたい場合、付箋や大きなメモ帳を手にしますか?プロセスをマッピングするとき、PowerPointを開いて、矢印とボックスを描き始めますか?ガントチャートや日程計画が必要なときに、すぐにExcelを使い始めますか?このどれも、フォーマットや情報取得と再取得などに時間とエネルギーを奪われる習慣の例です。これらに費やしている時間を、戦略と分析に活用する必要があります。

さあ、大好きな話題に戻りましょう。偉大なるマーケティングです! 

Minitab Workspaceの数ある視覚化ツール、プロセスマップ、ブレインストーミング ダイアグラム、フォームの中から、マーケターにとってとても便利な一部の機能について読み、目標に向けてどう始めるかをお考えください。

 

SWOT分析テンプレートで素早いスタート

SWOTすなわちStrengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)分析は、マーケターのお気に入りの一つです。当社はこの方法を使って、自社の製品、ブランド、競合他社、市場区分を評価しています。

一見、PowerPointで正方形SWOTとその象限を構築するのは簡単ですし、ほとんどの人がやったことがあるでしょう。でも、正直、厄介なテキストボックスは、「ちょうどいい」サイズにしようとすると、とにかく大変です。もっと大変な作業があります。PowerPointで表を作ろうとしたことはあります?!もう、がんばって!としか...

SWOT分析を実施する上で最も難しい部分は、フォーマットではありませんが。

さて、Minitab WorkspaceのSWOTツールを使って、頭痛の種を排除してみましょう。新しいファイルを開き、SWOT分析テンプレートを選択するだけです。洞察と分析に時間を活用してください。

 

SWOT分析の詳細は、医療、マーケティングなどを例に挙げたブログでご確認ください。

 

プロセスマッピングとフローチャートツールで準備時間を節約

私たちマーケターはグラフが好きです。コンバージョンファネルやナーチャリングキャンペーンから理想的なカスタマージャーニーのマップまで、あらゆるものを視覚化するグラフを作成します。PowerPointでグラフやダイアグラムを構築するのは、SWOT分析を作成するより面倒です。コピー/貼り付けを繰り返して、図形を再構築し、整理し、矢印と線のサイズを調整し、配置し、「シンプル」テキストボックスと「スマート」アートを実験的に使い分けるためです。どれも時間がかかります。

この時間を使って、ファネルに見込み客を誘引するアイデアの開発に集中してはどうでしょうか?

Minitab Workspaceは複雑なプロセスマッピングに対応するように構築されているため、ポイント、クリック、ビルドと同じくらい簡単に使用できます。実際、当社はMinitab Workspaceを使用して、このブログを製品認識キャンペーンの一部として組み込むプロセスを構築しました。これが機能している証明として、今お読みになっていますよね?😊

 

狩野モデルで取り組みを優先

さて、あまり馴染みのないツールかもしれませんが。

マーケターはネットプロモータースコアに夢中です。まだ夢中でなくても夢中になるべきです!これは、製品やサービスに対する顧客満足度と、顧客のブランドに対するファン度合いを理解するための貴重なツールです。ですが、測定は目標の一部にすぎません。顧客がブランドのファンである理由や失望している理由を理解して、スコアを上げる方法を知る必要があります。そこで狩野モデルです。

狩野モデルをご存じない方のために、少し説明いたします(マーケターならば、狩野を気づかずに使っていた可能性があります)。日本の狩野紀昭教授は、組織が改善の取り組みを分類し、優先順位を付けられるよう、顧客の期待と満足度およびファン度合いの要因を研究する作業の一環として、1980年代に狩野モデルを開発しました。狩野モデルは、不満から「魅力的」まで、見込み客が新しいサービスに対して感じる可能性のある5カテゴリの反応を識別します。

狩野モデルでは、製品またはサービスの機能をカテゴリに分類できます。チームが作成および開発したいと考えることに役立ちます。

  • 魅力的=喜ばせるもの。「おお、なんと素晴らしい!」と突き動かすものですが、なかったとしても気づかないでしょう。Appleは、昔から顧客を喜ばせるものを作ることで知られています。たとえば、初代iPodのスクロールホイールです。音楽プレーヤーにスクロールホイールは不要でしたし、スクロールホイールがなかったとしても気づかなかったでしょう。ですが、一度持つと気に入り、iPodは特別なものになりました。マーケターにとって、大々的に宣伝したいものです。

  • 性能=良いほど良い。バッテリーが8時間もつ電話は、バッテリーが6時間もつ電話よりも優れています。マーケターにとって、クラス最高の場合にのみ話したいことです。

  • 当たり前=最低限必要。ユーザーが期待するものです。パワーウィンドウ装備であることを宣伝している自動車メーカーを想像してみてください。すごいですね?他のメーカーも持っていますが。マーケターにとって、おそらく話すべきではないことです。この基本的な期待される機能が以前はなかったと思われてしまうためです。

  • 無関心=平凡。マーケターにとって、話すべき理由はありません。誰も気にしないからです。

  • 不明=非論理的。トースターで焼いたパンなら好きだが、トースターで焼いたパンなら嫌いだと言っているようなもので、意味をなしません。

  • 逆=その機能がないほうがユーザーにとって好ましいとき、または物議を醸す機能であるとき。私は、洗濯が終了するたびに20秒チリンチリン音が鳴る洗濯機を持っていたことがありますが、無効にする方法がわからず、その洗濯機が嫌いになりました。マーケターにとって、明らかに、話すべきではない機能です。

狩野モデルを使用する価値とは、顧客が無関心になるまたは不快になる属性に無駄に時間を割くことなく、取り組みに優先順位を付けられることです。チームは、顧客の期待を満たす必須機能の特定と開発、および顧客を戻すような「すごい要素」の作成に集中できます。

以下のダイアグラムは、狩野モデルのサンプルです。

 

さて、狩野モデルを使う場面の例を挙げてみます。

レストランのマーケティングチームの一員だとします。レストランを近くの競合とどうやって差別化するか考えています。チームはレストランでの食事体験に対する満足度を高めるアイデアについて、顧客アンケートをとります。質問は、主に、座席の空き状況の重要性、無料で食べられるパンへの関心、無料の前菜の魅力です。

Minitab Workspaceの狩野モデルを使用してアンケート結果を分析すると、無料の前菜に顧客は喜び、レストランの差別化に役立ちそうなことがわかります。

 

何度か実践すると、狩野モデルは、多くの機会に優先順位を付けるのに役立つ強力で明確なツールになります。時間を節約して、マーケティング戦略を導きだすことに集中するには、どのような組み合わせが良いでしょうか?

Minitab WorkspaceでSWOT分析や狩野モデル、まだまだある便利なツールを試す用意はできていますか?