どの組織も改善を望んでいます。どの業界でも、どの部門でも、誰もがビジネスエクセレンスを目指して着実に変化したいと考えています。
このブログ記事でご紹介する継続的改善の基本、段階、原則は、継続的改善の実装を組織全体で成功させるうえで役立つでしょう。継続的改善はまだよくわからないという方のために、Minitab Engageには継続的改善を開始できるツールがあります。
継続的改善(CI: Continuous Improvement)とは、組織全体で工程、製品、またはサービスを改善する継続的な取り組みです。この概念の焦点は、無駄を省き、組織の効率を上げながら、顧客にとって最大の価値を生み出す活動を強化することです。
継続的改善は、組織が次のような課題を解決するうえで役立ちます。
• イニシアチブを瞬時に、完全に見渡せるような可視性が欠けている
• オペレーショナルエクセレンスを実施/維持するのに苦労している
• 利害関係者の了承を得るのが難しい
• 測定可能なイノベーション文化を生み出すことができない
継続的改善とは、正に継続です。組織は段階的な改善を定期的に模索します。一度に大きく変えるよりも1つずつ積み重ねていくことで、改善を達成しやすくなります。
継続的改善の4段階であるPDCA(計画-実行-評価-改善)についても、聞いたことがあるかもしれません。
段階1。計画:工程の目標と、目標達成に必要な変化を特定する
段階2。実行:その変化を実装する
段階3。評価:パフォーマンスを評価する
段階4。改善:その変化を標準化して安定させるか、PDCAサイクルを初めからやり直す
この繰り返しのサイクルが、継続的改善の基盤です。
PDCAサイクルは、継続的改善の開始から終了までの概要を示しています。PDCAは一般的な問題解決方法論でもあります。(混乱しますね!)この方法論は、工程または製品を複数の段階に分解し、各段階を改善することで全体を改善するものです。組織は問題解決の方法論を実装することにより、解決しようとしている問題の本質に効率的に、可能な限り早く到達できます。
継続的改善の基本を見た後は、原則に進みましょう。これらの原則は、解決しようとしている問題をよりよく理解するのに役立ち、組織はより効果的に取り組むことができます。
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