DMAIC対DMADV対DFSS: Six Sigma用語のガイド DMAIC vs. DMADV vs. DFSS: A Guide on Six Sigma Terminology

Minitab Blog Editor | 22 12月, 2022

トピック: Lean Six Sigma, Six Sigma, DMAIC, Minitab Engage

Six Sigmaを学ぶとき、略語の多さに圧倒されるかもしれません。FMEAやC&EマトリックスからゲージR&RやSIPOCまで…いくらでも挙げることができます!DMAIC、DMADV、DFSSは似通っていて、かなり難しいです。


でも大丈夫。ここでお手伝いします!

DFSS、DMAIC、DMADVがあれば、品質改善担当者はプロジェクトを確立されたルートに沿って完了へと焦点を合わせていくことができます。各文字は工程の段階を表しています。

 

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まずはDFSSとDMADVから

DFSSは「Design For Six Sigma(設計開発のためのシックスシグマ)」の略です。Six Sigmaプロジェクトを通じて新しい製品または工程を設計するか、製品または工程を完全に再設計する考え方に焦点を当てています。DMADVは、多くの企業や組織で一般的に使用されているDFSSの一種です。

DMADVの頭文字は、以下のとおりです。

Define (定義) 工程と設計の目標を定義します。
Measure (測定) リスクや生産能力など、工程/製品の品質に重要な側面を測定および特定します。
Analyze (分析) 工程設計を開発するために分析し、工程に最適な設計を選択するために評価します。
Design (設計) 工程の詳細を設計して、設計を最適化し、試験します。
Verify (検証) パイロットテストにより、選択した工程設計を検証します。新しい工程を実装して監視します。


 DMAICで焦点を合わせる  

DMAICは、DFSSやDMADVのように新しい製品や工程を設計したり、完全に再設計したりするのではなく、既存の工程を改善することに焦点を合わせた、よく知られたSix Sigmaプロジェクトの方法論です。一般的に、DMAIC方法論は、Leanなどの他の工程改善イニシアチブの一部として含めることも、単独で実行することもできます。

DMAICの頭文字は、以下の通りです。

Define (定義) 製品または工程の問題を定義します。
Measure (測定) 現在の工程を測定し、データを収集します。
Analyze (分析) 欠陥の根本原因を探るためにデータを分析します。
Improve (改善) データ分析に基づいて工程を改善し、試験します(この段階では、DOEなどの手法がよく用いられます)。
Control (管理) 新しい工程を管理し、欠陥を監視します(この段階では、統計的工程管理手法が役立ちます)。

DMAICを念頭に置いてプロジェクトを選択する

Updated Companion Roadmap 10.30.19

プロジェクトを選択する際に重要となってくる要素の1つとして、DMAICアプローチの恩恵を受ける可能性が最も高いプロジェクトを選択することがあります。つまり、DMAICアプローチには、正確に測定できる欠陥または変更を伴う工程が含まれます。測定値がなければ、改善を検出することはできません。

プロジェクトの焦点が定まったら、解決すべき問題を特定して定義します。この過程の詳細は、「DMAICツールと手法: 定義フェーズ」をご覧ください。DMAIC、DMADVのどちらを使用している場合でも、この方法論の真のメリットとは、構造化された問題解決を提供して成功に導くことです。

この情報がMinitab Engageなどのソリューションで利用できるようになると、学習内容の共有がとても簡単になります。

カスタマイズされたロードマップを迅速かつシームレスに作成して、品質チームから得られた必要な追加手順を含め、将来のプロジェクトで使うテンプレートに変換することにより、同じロードマップを何度も再作成する時間を節約し、手間を省くことができます。

DMAICまたはDMADVをご自分の行動に取り入れてください 

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