機械工学士としての挑戦(そして醍醐味でもあるもの)の1つは、常に改善の機会を探し続けることです。製品か工程かにかかわらず、機械工学士には問題を特定し、改善を試みる責任があります。今、機械工学士としての自分に磨きを掛けませんか?この分析ツールを知り、活用することで、自分のパフォーマンスが高まるだけでなく、新たな難題に取り組むためのツールを獲得することができます。
- 視覚化することで製品の問題を特定する。可能であれば、データを収集し、一般的に使用されるヒストグラム、パレート図、ヒートマップ、さらには相関図でグラフ化します。Minitabの新しいグラフビルダーがあれば、データを簡単に、しかも想像を超えた仕方で視覚化できます。
- 工程分析ツールを使用して問題を特定する。問題を特定できたかどうかにかかわらず、工程分析ツールを使用することで、工程を確認し、故障領域や改善の機会を特定することができます。故障モード影響解析(FMEA)でリスクを評価することができ、プロセスマップまたはフローチャートで注意が必要な領域をすばやく特定できます。
- 管理図を使用して工程の安定性を評価する。 機械工学士は、工程を監視して、品質と一貫性を確保する必要があります。機械工学士が工程の変動を監視し、その工程が必要な仕様を満たす製品を生産できるかどうかを判断するのに役立つ、管理図や能力分析などの統計ツールがたくさんあります。Real-Time SPC powered by Minitabでは即時アラートと分析が提供され工程が安定し、効率的で、機能していることを確認できます。
- 製品開発ツールと方法論を用いて試作品を設計および開発する。 CADシステムを使う前に、まず使用すべき製品開発ツールがたくさんあります。製品を市場に投入するには、顧客の要望とニーズをしっかりと理解し、規律あるアプローチが必要です。HoQ(House of Quality)マトリックスやピューマトリックスなどの意志決定マトリックスツールの使い方を学んだり、顧客の声の要約や狩野モデルを用いたこの医療機器メーカーから学んだりして、新製品を市場に迅速に投入しましょう。製品開発の方法論(やその他の方法)にご関心がある場合は、体系的な問題解決手法の周期表をご覧ください。
- 実験計画法(DOE)を用いる。 実験計画法(DOE)は、問題解決を目指した体系的かつ厳密なアプローチであり、有効、正当で、裏付け可能な結論を確実に導き出します。製品設計と工程の改善や最適化だけでなく、一般的な問題解決にも効果的です。機械工学士は、適切な設計寸法と公差の特定、堅牢な設計の実現、物理系の挙動の記述、理想的な製造環境の判別のために、DOEを用いることがあります。DOEの例をお読みください。また、DOEなどのさまざまな分析を用いた製造工程の改善について、Minitabトレーニングでご確認ください。
分析ジャーニーの次のステップに進みましょう。
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